過去の経験をベースに、5年ぶりぐらいに海水魚飼育を開始することにした私ですが、その飼育スタイルはお金があるけどズボラなO型を採用する予定です。でも、この飼育スタイルは、ズボラをお金で解決する考え方で、楽をしたいアクアリストの多くが採用するはず。結構いろいろなやり方があるんですよね。私なりにの飼育スタイルを紹介していきたいと思います。
ろ過方法は海水魚飼育スタイルの根幹
海水魚飼育において、ろ過方法を決定することは最初の一歩であり、基本中の基本。一丁目一番地なわけです。一般的に、以下のようなろ過方法があります。
- 外掛けフィルター

水槽にひっかけるフィルターで、値段も数千円と安く気軽に設置することができます。しかし、ろ過能力は高いとは言えず、特に海水魚飼育の場合は、貧弱と言わざるを得ません。また、水槽の上部にこういうものをひっかけると、蓋ができないので、なにかと不便です。貧乏であればとにかく、お金がある人には、あまりお勧めできないろ過方法です。
- 外付けフィルター

水槽からホースで取り込んでろ過をおこない、モーターの力で水槽内にきれいな水を送り込む、水槽の外に設置するろ過装置です。外掛けフィルターよりでかい分、ろ過能力も大きくなります。金額も安いため、選択肢に入ってきますが、海水魚飼育の場合は、まだまだろ過能力に不安がのこります。お金に余裕がない人は選択肢に上りますが、お金がある人はケチらずもっとよいろ過方法を選択しましょう。
- オーバーフロー水槽

多くの場合、水槽の下にもう一つろ過用の水槽を設置して、重力のチカラで水槽の水をろ過用の水槽に流し込み、きれいになった水をポンプで水槽に戻すろ過方法です。外付けフィルターをでかくしたもので、十分なろ過能力を得ることができます。水槽台が必須で、加工した水槽も必要なのでお金がかかりますが、海水魚飼育をするのであれば選択したいろ過方法です。
- 底面ろ過

水槽内の底面から水を吸い込み、上部からきれいな水を吐き出すろ過方法です。底砂の浄化能力を使って水をきれいにします。淡水ならまだしも、海水魚飼育にはあまり採用されていません。謎の多い飼育方法ですが、金額はかなり安いため、お金があまりない方は選択肢になるのではないでしょうか。私はやったことがないのでよく分かりません。
- 上部フィルター

水槽の上部に設置するフィルター。ろ過能力は貧弱で、外掛けフィルターと同程度じゃないでしょうか。金額が安いのが魅力ですが、海水魚飼育ではあまり採用されていません。ほかのろ過能力と組み合わせればそれなりのろ過装置になるかもしれませんが、水槽上部がごちゃごちゃになるのでお勧めできません。
採用したろ過方法について
このように海水魚のろ過方法は複数あるのですが、こちらで紹介したように、私はお金に余裕がないわけではありません。というわけで、オーバーフロー水槽の一択となりました。
オーバーフロー水槽の実現方法も複数あるんですよね。結構自作している人もいるわけですが、ズボラな私はオーバーフロー水槽セットで決定です。そのオーバーフロー水槽セットですが、これまたピンキリでそれなりに安いものから、高価なものまでさまざまなものがあります。
どうやら高価なものは、自動給水システムやらコントローラやらが付属されており、システム的に水質を良くできるようですね。私は、人工的で機械的な海水魚飼育は望んでおらず、できる限り自然で優しい海水魚飼育を実現したいため、オーバーフロー水槽のなかでは、余分な機能のない、普通で安価な水槽セットを選択することにしました。
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